こんにちは!仮想通貨投資にチャレンジ中の羽貫です\( ˆoˆ )/
 

仮想通貨といっても「決済に特化したコイン」もあれば、「スマートコントラクトで様々な分野に専門性のあるコイン」と様々な種類があります。
 

一つ一つみていくと仮想通貨と一括りにするのが違和感があるくらいに思えてきます。
 

中には持っているだけでエアドロップが受けられる配当のような特徴のあるコインもあり、「通貨」だけじゃなく、「証券」のような側面も持っていることになりますね。
 

2018年5月8日、米国証券取引委員会(SEC)では、「イーサリアムは証券なのか?」という審議が行われました。
 

米国証券取引委員会(SEC)とはアメリカの政府機関で、株や債権を扱う消費者の保護や適正な取引を行うため役割があります。

米国証券取引委員会(SEC)の会議内容は仮想通貨市場への影響も大きいです。

証券取引委員会のジェイ・クレイトン会長が、

「トークンや仮想通貨を発行した会社の運営に繋がる場合には証券とみなされる」
と発言したことが興味深いなと思いました。
 

そこで今回は、仮想通貨は証券とみなされるのか?違いについてまとめてみました。

もしイーサリアムやビットコインが証券とみなされた場合はどうなるのかについても紹介します。


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仮想通貨と証券の違いは?

仮想通貨と証券とはどののうな違いがあるのでしょうか。

まずは仮想通貨と証券について簡単にみていきましょう。

仮想通貨とは・・・インターネット上の通貨。
実在はしませんが、ブロックチェーンネットワーク参加者により価値が保証されていますよね。

 

証券とは・・・財産法上の権利・義務について明文化・実態化されているもの。
持っているとその人が「ある権利・義務」を持っていると証明するものです。

証拠証券と有価証券の2種類に分けられます。

証拠証券・・・事実(保険の契約、預かったお金・物)について保証・証明すること。
保険証券、金品の預かり証など。

有価証券・・・譲渡すると財産権も移動したり、換金したりできる
株、社債、小切手など。

 

こちら↓は仮想通貨と証券違いを簡単にまとめました。

仮想通貨と証券の違い
 
 

仮想通貨は証券化するとどうなる?

仮想通貨が証券として認められるとどうなるのでしょうか?

BTCやBCHは決済に特化した仮想通貨。

ETHをはじめとするスマートコントラクト機能を持つ仮想通貨は証券の側面があると思います。

スマートコントラクトを応用すると保険の契約をしたり、知的財産権の保有を証明したりできると言われていますよね。

またNEOなど保有しているとNEOgasがエアドロップされるという株主配当みたいなものもあります。

スマートコントラクトの応用の仕方によっては証券と同じ性質を持っていると言ってもいいかもしれません。

ICOについても、資金集めとしても使われるところもIPO(新規株式上場)と同じような考え方ですよね。
 
 

仮想通貨が証券なのか?については引き続き議論されていくでしょう。
 

アメリカでは米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CEFC)はイーサリアムが2014年9月に行った「先行販売」について調査を行うそうです。

「イーサリアムの先行販売が」上場後の値上がりを期待した「証券販売」に該当するかどうかが焦点。

もし証券販売に該当するなら、ICOも証券販売になるのではないでしょうか?

調査結果がどうなるのか注目ですね。
 

日本では仮想通貨の取引について法律を作ったり、仮想通貨交換業者による団体も作られて

適正に規制していこうという流れになっています。

国内では、

仮想通貨は仮想通貨。

証券は証券というくくりで対応して行くのではないかと思います。
 
 
 

以上
今回は仮想通貨と証券の違いについて紹介しました。
ビットコインやイーサリアムは証券化するとどうなるのかについて考察をまとめてみました。

柔軟に考えると株取引をしていた人たちからも仮想通貨取引が注目されて、新規に始める人が増えるかもしれませんね!





最後までお読み頂いてありがとうございました。