2017年はビットコインキャッシュを始め、ハードフォークが何回か行われました。
2018年もハードフォークは行われるのか調べてみたところ、BitcoinLite・BitcoinInterest・BitcoinSmartなど予定しているそうです。
ハードフォークの中から「BitcoinInterest」の特徴やハードフォーク後に付与を予定している取引所はあるのかについてご紹介したいと思います。
BitcoinInterest(ビットコインインタレスト)とは?
Bitcoinのハードフォークが2018年1月22日頃行われる予定です。
Bitcoinが505083ブロックの時にBitcoin Interest(ビットコインインタレスト)が誕生します。
Bitcoin Interestの概要について以下にまとめました。
発行枚数:2100万枚
アルゴリズム:Equihash(難易度の低いGPUマイニングを採用)
ブロックサイズ:1MB
ブロック承認時間:10分
マイニング難易度調整:ブロックごと
segwit・リプレイプロテクションを実装
segwitとは?
ブロックに格納するトランザクション情報のうち、一部をブロックに格納し、一部は別に格納することによって1つのブロックで多くの取引を承認することができる。
segwitについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
リプレイプロテクションとは?
リプレイアタックとは、二つのブロックチェーンで同じ秘密鍵を使えることを利用し、勝手に送金されてしまう攻撃方法。
リプレイアタックを防ぐ機能のことをリプレイプロテクションと言います。
リプレイアタックについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
BitcoinやBitcoincashとの違いはこちらをご覧ください。
Bitcoin Interestの特徴は?
Bitcoin Interestの最大の特徴は、専用ウォレットに保管しておくと利子がつく事です。
利子の財源はどこから来るのでしょうか?
BitcoinInterestのブロックがマイナーによって承認されると「12.5BCI」が新しく発行されます。
追加で1.08BCIが発行され、一度金利プールに送られます。
金利プールからBCIを保有しているウォレットへ利子が支払われる仕組みになっています。
つまり、マイニング報酬の追加分が利子として配分されるという事ですね。
追加のBCIはブロックが進むに連れて減少し、最終的に0.54BCIになるそうです。
預けてから利子を受け取るまでの期間にBCIを送金すると、利子を受けることはできなくなります。
利子の受け取りまでの期間は2種類から選ぶことができます。
- 1週間ー金利プールのうちの30%から支払い
- 1ヶ月ー金利プールのうちの70%から支払い
利子を受け取る方法は以下の手順になります。
2.利子を受け取るタイミングを1週間ごとか1ヶ月ごとから選択します。
3.専用のウォレットにビットコインインタレストを入金。
4.利子が配当される。
より詳しいことについては参加者にメールが配信されるか、ホームページにアナウンスがあると思います。
取引所は?ハードフォーク後の付与についても
Bitcoin Interestを扱う取引所は以下の通りです。
- HitBTC
- OKEX
- BITFINEX(予定)
- Bittrex(予定)
BITFINEXとBittrexについてはまだ交渉段階のようですね。
ハードフォーク後に付与する取引所については情報を掴むことができませんでした。
HitBTCは12月に予定されたハードフォーク(Segwit2x・BitcoinGod)の付与を発表していたので期待できるかもしれません。
以上、BitcoinInterest(ビットコインインタレスト)の特徴やハードフォーク後付与する取引所についてまとめました。
ハードフォークでたくさんの分岐コインが誕生していますが、このBitcoinInterestは保有しているだけで利子がもらえるというところが特徴的ですね。
ハードフォークが無事に行われれば、BinanceやPoloniexなどの海外取引所が増えて来るのではないかと思います。
取引所が増えてくると将来性も期待できるのではないでしょうか。
最後までお読み頂いてありがとうございました。