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企業が資金集めとしてICOが活発に行われていますが、個人でもトークンを発行して資金を集めるということが可能になっています。
2014年に発行された割と古参の仮想通貨「カウンターパーティー(XCP)」。
企業だけでなく、個人でも資金を集めることができるので、今後需要が増えるかもしれません。
そこで今回は、カンタンに自分の通貨を作れるカウンターパーティー(XCP)の仕組みや購入できる取引所についてまとめました。
カウンターパーティー(XCP)とは?
カウンターパーティー(XCP)は、ビットコインのブロックチェーンを利用した「金融に特化した分散型プラットホーム」です。
私は”プラットホーム”と言われるとぼんやりとしかイメージできないんですが・・・噛み砕いていえば「ルールが決められて自動的に動く仕組み」です。
仮想通貨の名前が「XCP」です。
既存の取引所はもう古い?分散型取引所(DEX)についてはこちらで紹介しています。
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ビットコインのブロックチェーン上で機能しますが、独自通貨を発行したり、分散型取引所(DEX)などの通貨以外の用途があります。
通貨以外の用途で使われたり、研究されている仮想通貨を「ビットコイン2.0」と言ったりします。
カウンターパーティー(XCP)はビットコイン2.0の代表選手ではないでしょうか?
オープンソース(誰でも使える)になっていて、企業や個人単位でも活用されています。
カウンターパーティー(XCP)の基本情報はこちら↓。
通貨単位 | XCP |
---|---|
発行上限枚数 | 265万XCP |
公開日 | 41641 |
公式サイト | https://counterparty.io |
現在価格はこちら↓です。(リアルタイムの価格が表示されています)
2017年5月から2018年6月現在までのチャートはこちら↓。
(2017年5月くらいまではチャートの動きがほとんどありませんでした。)
以下では、カウンターパーティー(XCP)についての特徴をご紹介していきます。
- カウンターパーティー(XCP)はビットコインがベース
- 独自通貨を発行できる
- PoB(プルーフオブバーン)を最初に採用!
カウンターパーティー(XCP)はビットコインがベース
カウンターパーティー(XCP)はビットコインをベースに発行されました。
送金時間が10分以上というビットコインの特徴も持っていますがビットコインのブロッチェーン上で独自通貨を発行したり、分散型取引所(DEX)が稼働するというオリジナル機能も持っています。
まるでイーサリアムやリスクみたいに「スマートコントラクト」ができるんですね。
スマートコントラクトの解説はこちら!
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なぜカウンターパーティー(XCP)はビットコインのブロッチェーン上でビットコインにはできない独自通貨を発行したり、分散型取引所(DEX)などが機能できるのでしょうか?
カウンターパーティー(XCP)はビットコインの”取引データの余白部分”に情報を書き込むことにより、拡張機能が使えるようになっています。
機能を書き加えることでビットコインのブロックチェーン上でもスマートコントラクトが使えちゃうってうことですね。
さらに、Ethereum(イーサリアム)で使っているプログラミング言語を導入しています。
イーサリアム上のスマートコントラクトをそのままビットコインネットワーク上で実行することもできます。
独自通貨を発行できる
カウンターパーティー(XCP)の代表的な用途は「独自通貨の発行」ですね。
個人でも簡単にオリジナルのトークンを作って誰かのウォレットへ送ったり、売買することができます。
「トークンが欲しい!」という人が集まれば、価値がついて資金が集まります。
カウンターパーティー(XCP)を使って資金を集め、新たな商品開発!という活用方法もできますね。
独自トークンを発行するのは非常にカンタン。
自分のオリジナル通貨を発行するためにはカウンターパーティー(XCP)のウォレット(IndieSquare Walletなど)を使用します。
以下の項目を設定し、手数料(約0.0003BTCと0.5XCP)を支払うだけ。
- トークン名
- トークンの説明書き
- 発行枚数
送金時間も含めれば1時間以内にトークンを発行できそうです。
しかもコストもそれほどかかりません。
実際にカウンターパーティー(XCP)を使って発行されたトークンがいくつもあります。
個人単位でも発行可能ですし、以下の知名度の高めの仮想通貨もカウンターパーティー(XCP)で発行したんですよ。
- ぺぺキャッシュ
- FISCOコイン
- CAICAコイン
- ネクスコイン
- ビットコインクリスタル
ぺぺキャッシュの魅力についてはこちらの記事で紹介しています。
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PoB(プルーフオブバーン)を最初に採用!
カウンターパーティー(XCP)では、Proof of Burn(プルーフ・オブ・バーン)という仕組み採用しています。
「Burn」を訳すと「燃やす」という意味になりますが、「無くす・使えなくする」という捉え方になります。
XCPを新規発行する時は、ビットコインをProof Of Burn(プルーフオブバーン)用のアドレス(1CounterpartyXXXXXXXXXXXXXXXUWLpVr)に送金します。
Proof Of Burn(プルーフオブバーン)用のウォレットの秘密鍵がわからないようになっているので外部に送金ができません。
秘密鍵が分からないウォレットに送られたビットコインは実質、”なくなった”ということ。
なくなったビットコインと同量のカウンターパーティー(XCP)を新規発行できる仕組みです。
XCPは初めから100万枚発行され、発行上限枚数の265万枚までビットコインをProof Of Burn(プルーフオブバーン)用のウォレットに送金しながら新規発行しました。
独自通貨を発行する時も、XCPをBurn(使えなくする)ことでトークンを発行します。
だんだん通貨の枚数が減っていくので、需要が変わらなければ価格がどんどん上昇していく・・・ということですね。
そのため、XCPは「デフレ通貨」とも呼ばれているんです。
PoW(プルーフオブワーク)やPoS(プルーフオブステークス)の違いについてはこちらの記事をご覧ください。
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カウンターパーティー(XCP)を購入できる取引所は?
29018年6月16日時点でカウンターパーティー(XCP)を購入できる取引所はこちら↓です。
海外取引所・・・Poloniex、Bittrex、Tux Exchange
各取引所の売買手数料を比較してみました。
取引所 | 売買手数料 |
---|---|
Zaif | -0.0001 |
Bittrex | 0.0025 |
Poloniex | 0.15~0.25% |
Tux Exchange | 0~0.3% |
Zaifは取引手数料が安く、ペア通貨が日本円とBTCがあります。
手軽に買うならzaifがおすすめですね。
zaif公式サイトはこちら(https://zaif.jp)
以下ではzaifでXCPの購入方法についてご紹介します。
zaifでカウンターパーティー(XCP)を購入する
zaifでXCPを購入する手順をみていきましょう。
1.zaifへログイン
zaifはこちらからログインできますよ。
▶︎ zaif公式ページはこちら(https://zaif.jp/)
2.XCPの取引画面へ
Zaifのトップページ左上の「Exchange」>「トークン」から「XCP/JPY」を選択します。
こちらのような画面になります。
3.XCPのチャートを確認して買い注文をだす
注文方法は「成行注文」と「指値注文」があります。
指値注文・・・価格と数量を指定して取引する。または売り板に表示されている価格から注文を選ぶ。
「成行注文」は数量だけ指定すればいいのでとってもカンタンです。
「指値注文」は注文自体は難しくないですが金額を選ぶところで迷うと思います。
成行注文で取引に慣れたらチャレンジするのがいいかと思います。
「成行注文」のやり方はこちら↓。
① 成行をクリック
② 数量を指定
③「買い注文」をクリック。
「指値注文」のやり方はこちら↓。
① 指値をクリック
② 金額を指定
③ XCPの数量を指定
④「買い注文」をクリック
取引が成立すると右下の「注文と履歴」で確認することができます。
以上、カウンターパーティー(XCP)の特徴や購入できる取引所についてご紹介しました。
個人でも低コストでカンタンに独自通貨を発行できるところが最大の特徴ですね。
仮想通貨がどんどん普及・浸透してきて個人でもトークンを発行するブームが来たら将来性に期待できるのではないでしょうか?
ビットコインのブロックチェーンを使用してスマートコントラクトが実装されている・・という高機能なカウンターパーティー(XCP)に今後も注目したいと思います。
詳しいzaifの登録方法はこちらから。
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最後までお読み頂いてありがとうございました。