こんにちは!羽貫です\( ˆoˆ )/

2016年くらいに詐欺コインとして話題になった「Onecoin(ワンコイン)」。
創設者が逮捕されて終了。

だと思っていましたが、なんと2018年内に取引所に上場するという動きがあるようです。

「逮捕者も出たのにどうして??」と思って色々調べてみました。

今回は、信憑性ゼロである前提でワンコインの特徴や仕組みをまとめました。

仮想通貨ワンコインとは


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仮想通貨ワンコインとは?仕組みや特徴について

ワンコインは2015年1月に公開された暗号通貨で、総発行量は1200億Onecoinです。

公開後早くも245か国に展開され時価総額は10億ユーロ(1200億円)に到達しました。

取引認証速度は世界一、1000万人のユーザーを抱え利用可能店舗は100万以上。

そして2017年には全世界に取引所へ上場される予定…でしたが取引所には上場できませんでした。

かねてよりポンジスキームの疑いがあり、2016年4月に創業者が逮捕されたためです。

しかし、2017年に「One Life」と社名を変えてワンコインを手に入れるための「クーポン」を販売をしているようですね。

ワンコインの特徴や仕組みを見ていきたいと思います。

ワンコインの特徴

こちらは発行され始めた時のワンコインの説明動画。

動画を見ると「仮想通貨の将来性」や「ビットコインの成功例」を大々的に紹介して、ワンコインも同じく価値が上がる・・・という流れで説明しています。

仮想通貨を始めたばかりでワクワクしている人が見たら「ビットコインと同じように価値が上がる」と思ってしまっても仕方がないかもしれませんね。

ワンコインの仕組みやクーポンの買い方は?

ワンコインではお金を払ってもワンコインそのものを入手することはできません。

「One Life」の会員になり、ワンコインをマイニング(採掘)するための「クーポン」を購入します。

こちら↓のようにクーポンの価格は何段階かありますが、価格が高い方がリターンも大きくなるようになっています。
 
ワンコインクーポン購入パッケージ
 

クーポンを使ってワンコインが手に入るまでの流れはこちら↓。

お金(ユーロ)を払って「トークン」を購入
   ↓
ワンコインをマイニングする権利(クーポン)を購入
   ↓
マイニング報酬としてワンコインを配布

 

クーポンは株式分裂のように分裂して増えていき、クーポンの枚数によってマイニングできるワンコインの数が決まるようです。

公式サイトによると、2018年10月8日にワンコインが取引所に上場されるそうです。

上場時にたくさんワンコインを持っているリターンが大きくなります。

クーポンを多く購入するほど多くマイニングできてワンコインがたくさん手に入る可能性があります。

あくまでも”可能性”。
大金払ってトークンを購入してもマイニングに成功する保証はありません。
取引所への上場せず、ワンコインが手に入らない可能性も十分あります。

ワンコインの紹介者報酬

ワンコインですが日本でも事業説明会を行っていたことから国内でもそれなりに認知は得ていたようですね。

またワンコインを勧める日本語ブログも散見されました。

その理由はといえば紹介者報酬に他ならないでしょう。

新たに紹介すれば報酬が入り、良い成績を上げると豪華景品や金の時計が配られるそうです。

詳しい内容はワンコインの日本語ブログに掲載されています。

https://onecoinjapan.blogspot.jp/
 
 

紹介者報酬の原資はどうなっているのでしょうか?

調べてみましたが収益構造がわかりませんでした。

MLM(マルチレベルマーケティング)の手法で日本での会員が増えていきましたが、得をするのは紹介者です。

MLMで会員を募っている案件は危険!だと思った方がいいと思います。

ワンコインの現在値(現状)のチャートは?評判は?

公式サイト曰く「時価総額はビットコインに次ぐ世界2位」のワンコインですが、チャート・価格は探しても発見できませんでした。

世界の暗号通貨時価総額518位までをリアルタイムで見られる「coincap.io」でも見つかりません。※最下位の時価総額は0$

こちらのワンコインのサイトによると、2018年10月8日に取引所に上場する予定
http://onecoin-tokyo.com

取引所や公開価格については明らかになっていません。
情報が掴めたら追記していきたいと思います。
 
 
 

以上、今回はワンコインの特徴や仕組みについてまとめました。

ワンコインはドルを支払うことでマイニングに参加し、報酬を得ることができるという案件でした。

以下のポイントが怪しいと思わせますね・・・。
・入手方法が限定的
・紹介者報酬

世界に存在する暗号通貨は数えきれないほどありますが、その9割はニセモノだと言われています。

ただ「詐欺の可能性が高い」ものの確実に詐欺だとは言い切れないモノがほとんどです。

その中でワンコインは詐欺だと確定した数少ない例だと言えるでしょう。

詐欺通貨のお手本としてワンコインの特徴・手法を学ぶのも手かも知れませんね。
 





最後までお読み頂いてありがとうございました。