こんにちは!羽貫です\( ˆoˆ )/
ビットコインやライトコインと並んで「決済通貨」として生まれたモナーコイン。
2chが発祥の仮想通貨でロゴにはモナーが使われていて、他の仮想通貨よりもなんだか親近感を感じます。
今回はモナーコイン(MONA)について、ビットコインとの違いやその使い道を紹介していきます。
モナーコインとは?ビットコインとの違いは?
モナーコインとは、かの有名な「2ちゃんねる」でMr.Watanabe(ワタナベ氏)という人物によって開発された日本初の仮想通貨です。
AA(アスキーアート)から生まれたキャラ「モナー」↓がコインのロゴに使われていますよね。
モナーコインが登場した2013年から2014年ごろは日本国内において、暗号通貨の認知度が低く普及もされていない時期でした。
もちろんビットコインですら一般に認知されていなかった時期なだけに、その技術を運用しコインを作りだしてしまうワタナベ氏のスピードには驚かされます。
モナーコインはライトコイン(LTC)がベースになっているコイン。
そのライトコインはビットコインから派生したコインなので、モナーコインは元々ビットコインをベースにしていると言ってもいいかもしれません。
こちら↓にモナーコインの概要について簡単にまとめました。
モナーコインの現在の価格がこちら↓(リアルタイムの価格が表示されています)
モナーコインについて分かりやすくまとめてある動画がありましたので、こちらもご覧頂くとより理解が深まると思います。
モナーコインの仕組みは、暗号通貨の代表格であるビットコインとの大きな違いとしては、
- マイニングの仕様(アルゴリズム・ブロック生成時間)
- 送受信が簡単
という点があげられます。
モナーコインとビットコインの違いについてもう少し詳しくみていきましょう。
マイニングの仕様の違い
モナーコインは「Lyra2REv2」というマイニングアルゴリズムを用いています。
ライトコインと同じ「Scrypt」をというアルゴリズムでしたが、450,000ブロックを境にハードフォークし「Lyra2REv2」の仕様に変更されました。
ビットコインはPoW(プルーフオブワーク)というASICというマイニング専用の高性能コンピューターで高度な演算をします。
モナーコインに採用されているLyra2REv2は演算するだけでなく、メモリを大量(1MB強)に使う必要がありマイニング機械への出資以外にメモリを確保する必要があります。
メモリの使用を強制することでASIC(高性能のマイニング専用コンピューター)が製造・使用しにくくしています。
Lyra2REv2は1つのブロックを承認する作業に対し複数人が複数のパソコンを使い協力することで報酬を山分けするという方法で、マイニング難易度を選べるという点からも1つのブロックを1つの機械でマイニングするよりも速くマイニングできるという利点があります。
ビットコインは1つのブロックを1つのノード(平たく言うとマイニングするコンピューターのこと)が承認する。
モナーコインは1つのブロックを多数のノードで承認して行くと言うイメージです。
モナーコインのブロック生成時間(マイニングまでの時間)は平均で90秒と非常に早いのでそれだけ報酬を得るチャンスが多いことになりますね。
ちなみにマイニングによる報酬は25MONA。
「1つのブロックを多数のノードで承認して行く」仕様が仇となってモナーコインが51%アタック(攻撃)を受けて取引所から盗まれるという事件が起きてしまいました。
モナーコインが被害にあった51%アタック(攻撃)の手口についてはこちらの記事にまとめています。
送受信が簡単
取引が容易という点に関しては、ウォレット(暗号通貨用のお財布)の作成がツイッターのアカウントのみでできるなど非常に簡単。
Twitterでつぶやくだけで送受信できるウォレットもあるので仮想通貨に慣れていない人にとっては使いやすい仮想通貨ではないかと思います。
作品やコンテンツを発信している相手(アカウント)に対して気軽に”投げ銭“ができる様になっています。
モナーコインを投げ銭することを「モナゲ」と言ったりして気軽に利用している人もいますよ。
ビットコインとモナコインの仕組みは大きな違いはありませんがその特性には違いがあるようです。
ビットコインに比べるとまだまだ浸透していないという点については劣っているかもしれませんが、日本発の仮想通貨というだけで少しワクワクした気持ちになってきますね!
では、実際にこのモナーコインに将来性はあるのか、さらにどう利用することができるのかを紹介していきます。
モナーコインの使い道(用途)や将来性はどう?
では、実際にモナーコインの使い道と将来性についてご説明しましょう。
2014年に運用が開始されたモナーコインですが、もともとは、2ちゃんねるやニコニコ動画、pixivと言った個人の作品を投稿することができるインターネットサイトにてより良い作品にその評価を “投げ銭” のような形で利用したいと言う思いがあったそうです。
“投げ銭”とは”おひねり”とか”チップ”のことですね。
日常生活の中で実際に投げ銭をすることがほとんどなくて、自分が投げ銭をする場面がイメージできません(^◇^;)
リアルだとイメージしにくいですがネット上(SNSなど)では次の様な場面で投げ銭することができるんですよ。
- イラストや動画などの作品が「いいな〜」と思った時
- 質問に答えてもらった時
- この人(アカウント)を応援したい時
「いいね!」の代わりに投げ銭する感覚でしょうか?
「いいね!」だと作品が「どのくらい好きなのか」が伝わりにくいですが、投げ銭ならモナーコインの数量によって「好きの度合い」が伝わりやすいと思います。
ちょっと目に止まって「いいね!」を押したのかもしれないし、「この作品を広めたいな」と思って「いいね!」したのかもしれません。
投げ銭は実際に市場価値のあるコインを送信しているので「いいね!」よりも作品を作った人により気持ちが伝わりやすい手段ですね。
投げ銭ができるサービスがいくつかあるのでご紹介します。
・ツイキャス
ツイキャスはスマホやパソコンから投稿できる無料動画配信サイト。女子高生に大人気!
メイク動画が面白くて見ちゃいますね〜。
ツイキャスはこちらからアクセスできますよ。
▶︎ ツイキャス公式サイト(https://twitcasting.tv)
仮想通貨を専用ウォレットから送信すると「お茶」が画面に登場して相手に送られたことがわかります。
【新機能】ユーザーがツイキャス上で仮想通貨(モナーコイン・ビットコイン(近日中))を保有できる「ウォレット」機能を追加しました。アイテム機能(お茶)を通してユーザー同士で仮想通貨を送り合うことや仮想通貨でツイキャスポイントを購入できます。
ヘルプページ↓https://t.co/qgjXk0iUFW pic.twitter.com/pVNQOBOiPW— ツイキャス公式 (@twitcasting_jp) 2018年4月25日
ツイキャスはすでにビットコインにも対応しています。
投げ銭だけでなく、ポイントの購入などもできます。
・Monappy
ネット上のフリマのようなサイトです。
Monappyはこちらからアクセスできますよ。
▶︎ Monappy公式サイト(https://monappy.jp)
同人誌やオリジナルグッズの支払いにモナーコインを使ったり、気に入った作品にモナゲできます。
・Tipmona
モナコインちゃんbotにツイートすると自動でウォレットを作成してくれます。
仮想通貨の送受信には受信アドレスを入力する必要がありますがTipmpnaではツイートするだけでモナーコインの送金や出金ができるので簡単。
モナコインちゃんbotはこちらからアクセスできますよ。
▶︎ モナコインちゃんbot
モナーコインを自分のウォレットに入金するときは「@tipmona deposit」
モナーコインを送金するときは「@tipmona tip <相手のアカウント名><数量>」とツイートするだけ。
相手のアドレスを教えてもらう必要がないので気軽に投げ銭できますね。
仮想通貨自体の認知度が上がっている現状ですと今後の将来性としては、利用範囲が広いという点だけでも十分に利用していくことができるのではないでしょうか。
モナコインは多くのファンやユーザーに支持されています。
ツイキャスなどのサービスでモナゲするためにはまずモナーコインを購入しておく必要があります。以下ではモナーコインの購入方法について説明します。
モナーコインの購入方法は?の購入方法は?
モナーコインは以下の取引に上場しています。
まず取引所へ登録(無料)してから日本円やビットコインで購入しましょう。
モナーコインが売買できる3つの取引所がありますが、私はビットフライヤーを使っています。
ビットフライヤーはこちらからアクセスできます。
▶︎ ビットフライヤー公式サイトはこちら(https://bitflyer.jp/)
ビットフライヤーは日本円とビットコインの取引量No.1。
三井住友銀行やみずほ銀行などのメガバンクや大手企業がスポンサーとなっていて資本面も国内最大級です。
登録は無料で5分程度で完了します。
ビットフライヤーからハガキが届いたらモナーコインの取引を始めることができますよ。
ビットフライヤーの評判や登録方法についてはこちらの記事をご覧ください。
ビットフライヤー以外の2つの取引所はこちら↓。
・zaif
zaifはこちらからアクセスできます。
▶︎ zaif公式サイトはこちら(https://zaif.jp)
以上、今回はモナーコインとビットコインとの違いや今後の将来性などについてまとめました。
個人的な感想になってしまいますが、やはり日本で開発されたという点は他にはない親近感を覚えます。
まだ現状ではモナーコイン自体の価格がそれほどまで高いわけではないので仮想通貨を購入したいと思っている方には、気軽に第一歩を踏み出す通貨として見込みがあると言えます。
今後、仮想通貨の購入を考えている場合は、モナーコインを最初の通貨に選んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂いてありがとうございました。