多くの種類がある暗号通貨、ビットコインはもちろん有名ですが、数多く話題にも上がっているリップルコインとは何なのか?
今回はそのリップルコインについて紹介していきます!
リップルコインとは!?
リップルコイン!?
暗号通貨の一つ!?
そう思われる方も多いのではないでしょうか。
実際には、Ripple(リップル)とは、決済サービスのことで、Ripple lab社の運営するシステムのことを言います。
そして、通貨としての単位はXRPと言います。
このリップルコインの創業はビットコインとは違いはっきりしており、Jed Mc Caleb氏が率いるシリコンバレー・スタートアップ・オープンコインです。
このJeb Mc Caleb氏は東京のビットコイン取引所であるMt.Goxを作った人物としても有名です。
では、ここでビットコインとの違いや仕組みについて説明していきましょう!
ビットコインとの大きな違いとしては、『単一のオンライン通貨ではない』という点です。
例えば、1リップル支払う事でドルや円、ビットコインまでも金銭の送受行うことができます。
どんな国の通貨であっても、為替取引を容易に低コストで行うことができるサービスということです。
このリップルというシステムの中では、上記の通り様々な金銭の取引をXRPが中間的な役割、橋渡しを請け負っています。
これをブリッジ機能といいwebウォレット(皆さんのネット上のお財布)として手助けします。
また、ビットコインの取引速度が遅いという問題に対する解決策としても期待されています。
ビットコインの枚数の上限は2,100万枚と決まっており、採掘にかかるコストやネットワークの負荷も大きいという特徴があります。
リップルコインには1,000億XRPという上限があります。
最初から上限の枚数をプログラムに取り込み、取引が行われる度に減少していくという特色からネットワークに負荷をかけすぎると価値が下がる仕組みになっています。
減少したXRPについては、ripple rabの利益となり、世の中から消えてなくなるわけではありませんが、その後の運用については経営判断次第ということだそうです。
リップルの取引にはそのネットワークに参加しXRPが必要になるため、不正取引を行えば行うほど、損をする仕組みにいるため不正を防ぐことができます。
要するに、不正をするためにはrippleのネットワークに参加費を払わなければならないため、不正をするのにもお金がかかってしまうということですね!
また、取引が正しいものか承認する作業において、パソコンの計算(演算能力)を使用する点においては同じなのですが、この計算の活用の方法に違いがあります。
ビットコインでは、採掘のためにパソコンの計算能力を活用しコインを入手しますが、
リップルコインの場合は、「Word Community Grid」というガンなどの研究開発に貢献することで採掘することができます。
この貢献というのは、Ripple Labのメンバーとして新薬の開発などを行うプロジェクトに、自身のパソコンの処理能力や容量を使って必要な計算を行うことを指します。
このリップルコインは『IOU(I owe you)』直訳すると、「私はあなたに借りている」という概念から取引が行われています。
簡潔に説明すると、「取引における承認(保証)を、信用のおける人物などに任せる」ということです。
取引において、ハッシュ値1は使用せずに特定の人物が承認の作業を行う仕組みになっており、信用に応じた取引において支払いは何で行われても自由になっています。
リップルコインの将来性とデメリットとは!?
このリップルコイン、実際の将来性やデメリットはどう言った点があるのでしょうか。
Jed Mc Caleb氏はMt Goxを作った人物ですが、ご存知の通りMt Gotは2011年不正侵入者にハッキングを許してしまっています。
もちろん、過去の過ちから改善策を見出し技術をさらに進歩させていることとは思いますが、これは単純にちょっとだけ不信感がありますね、、
また、上記でも説明させていただきました『IOU』の仕組み上、承認を行う人物(第三者)の社会的な信用に依存してリスクが発生します。
極端な例になりますが、取引の承認を行う相手が破産などしてしまった場合には、コインが無価値になってしまう可能性も出てきます。
資産を保つための利用であれば選ばない方が吉??かもしれません。
さらに過去の相場レートなどから将来性を考えてみます。
2013年末に高騰後、2014年の始まり頃に創業者の一人がXRPを大量に売却し暴落してしまいました。
2016年始まり頃にはリップルトレードジャパンが新規口座の開設をストップ、運営停止を行った結果、またしても40%暴落してしまいます。
では、将来的に個人が投資を行っていくにはどうなのでしょうか。
これについては、Ripple Labが公式声明で決定的な説明をしています。
それが、以下の文章です。
これでもか!というくらいに難しい単語が並んでいますが、わかりやすくシンプルに説明すると、
『B to B(企業同士での取引)のビジネスでの使用をお勧めします』、『個人向けではありませんよ』ということです。
ここでは懸念される点を数多く挙げ、個人で利用する場合のリスクを大々的にご紹介しました。
しかし、実際に価値が高騰したことは事実です。
技術の革新により取引は数秒でスムーズに行われるなどメリットもたくさんあります。
まだまだ進展を続ける暗号通貨ですが、実際により良い運用するにはリスクを考え、情報を多く取り入れる必要があるかもしれませんね。
以上、今回は
について紹介しました。
最後までお読み頂いてありがとうございました。