こんにちは!羽貫です\( ˆoˆ )/
2018年当初から仮想通貨は暴落して寂しい思いをしています。
4月中旬くらいから価格は持ち直してきて、ようやく遅〜い春がやってきた感じでしたね。
今回は、「ゴールドマンサックスが仮想通貨市場へ参入」という仮想通貨市場が盛り上がりそうな話題を見つけたのでご紹介したいと思います。
ゴールドマンサックスがビットコインの先物取引を開始予定
ニューヨークタイムズやウォール・ストリートジャーナルが
「ゴールドマンサックスが仮想通貨市場に参入することを取締役会で決定した」というニュースを発信しました。
ニュースを要約すると・・・
- 数週間以内にゴールドマンサックスが保有している仮想通貨を投入する
- ビットコインの先物取引を開始する
- 現物取引は行わない(2018年5月2日時点)
現物取引はせずに、ビットコインの価格の動きに連動する商品サービスを提供するというスタンスのようです。
このニュースを見て株式会社bitFlyer代表取締役の加納裕三さんは・・・
『海外の主要な証券会社に加え、アメリカ最大のブローカーであるゴールドマンサックスが参入したことで他の金融機関も後を追う』
という前向きなツイートをしています。
大きなニュースです。海外では証券取引所が仮想通貨を始めたのに続き、ゴールドマンのようなブローカーも参入。他の投資銀行も追従するでしょうね。
最後に伝統的な投資家が本格参入したら、投資対象としての仮想通貨はエ… #NewsPicks https://t.co/7flBZ5oHyG
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) 2018年5月3日
アメリカ最大の金融資産(株式・通貨・証券・不動産など)のブローカー。
本拠地はアメリカのニューヨーク。
金融関係に疎い私でも聞いたことがある世界最大規模の金融取引を行います。
買う約束をした時点と実際に取引する時点との価格の差で利益を出す投資方法です。
取引をする期限と金額をあらかじめ決めておき、期日がきたら(強制的に)清算します。
現時点よりも値上がりしていればプラスに、値下がりするとマイナスになってしまいます。
ビットコイン(仮想通貨)に参入した理由は?
ゴールドマンサックスはもともと仮想通貨に対しては否定的な立場をとっていました。
2018年2月5日時点では、ゴールドマンサックスの投資調査部門から
「仮想通貨の価値は今と同じ状態だと将来的に0(ゼロ)になるだろう」という消極的なコメントを出していましたね。
なぜ仮想通貨市場へ参入を決めたのでしょうか??
仮想通貨市場への参入に舵を切ったのは、大口投資家の仮想通貨への関心が高まっているためだと思われます。
ライバルの取引所CBOEグローバル・マーケッツやCBOEも仮想通貨の先物取引に参入しているので、流れに乗った形になりますね。
ゴールドマンサックスはCircleという仮想通貨の決済サービスの会社に資金提供をしています。
大口の投資家に限って「OTC」という対面で取引するサービスの需要が伸びているそうです。
ゴールドマンサックスが大口の投資家を仮想通貨市場への入り口として仮想通貨市場へ参入する方向へ転換したと思われます。
OTCサービスで取引金額が本当に大きいです^^;
1度に取引できる最低金額が50万ドル(約5400万円)。
平均金額が100万ドル(約1億800万円)・・・!
仮想通貨市場は株式などに比べたらまだまだ市場規模が小さいので、大口の投資家からは投資対象として選ばれてきませんでした。
今までの投資のルールが通じない、変動が大きいことも大口投資家が取り上げなかった理由かもしれません。
2018年5月3日時点の、BTCと取引される法定通貨の割合は下の表の通りです。
USDやUSTDが多く占めていますが、ゴールドマンサックスの参入でUSDの取引高が多くなるのではないかと思います。
ビットコインの大口購入者のほとんどが日本人と聞いたことがありますが、今後はアメリカの大口投資家の割合が増えて行くでしょうね。
「ゴールドマンサックスが仮想通貨市場へ参入!」のニュースが発表された影響なのか、ビットコインが値上がりしてます〜!
ゴールドマンサックスで実際に取引開始されたら世界全体のビットコインの取引量が上昇すると思いますし、ますます需要が伸びそうですね。
以上、今回はゴールドマンサックスが仮想通貨市場へ参入するというニュースの内容をまとめました。
日程はまだ非公開のようですが、実現したら大口投資家が仮想通貨取引を行うことになります。
OTC(対面取引サービス)で取引されるような1億円規模の金額が毎日取引されると思うと、期待せずにはいられませんね!
最後までお読み頂いてありがとうございました。