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2017年からICOが次々と行われてきましたが、既存の企業が行うICOが増えてきています。
TelegramがICOで17億ドル(1800億円)の資金を集めたことが話題になりましたよね。
今回は、ENDOR(エンドール)というAI(人工知能)を応用した仮想通貨のプロジェクトについてご紹介します。
ENDORのプラットホームを使えばAI(人工知能)を一般人でも使えるようになるそうです!
EDRトークンが上場した取引所についてもご紹介します。
ボストン大学が発表したICOの利益についてのレポートについて紹介しています。
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仮想通貨ENDOR(エンドール)とは?
ENDOR(エンドール)はAI(人工知能)を使って未来予測ができる検索システムを提供します。
2014年にマサチューセッツ工科大学にて開発され、すでにコカ・コーラや企業で利用されているプロジェクト。
製品を需要がある地域を予測して売り出したり、天候を予測して物流をコントロールしたりという活用方法があるようです。
今後は個人や中小企業などでも活用が広がるそうです。
AI(人工知能)といえば、囲碁で世界一の棋士・柯潔(カ・ケツ)さんに勝ったことがニュースになりましたね。
世界最強の囲碁棋士柯潔(Ke Jie:カケツ)とDeepMindの囲碁AI AlphaGoの三番勝負が行われ、柯潔が全敗した。3局とも目を覆いたくなるような大差…蹂躙と言って差し支えない内容だった。最終日の対局途中、普段は万能感を体現する彼が突然席を外し…涙を拭ったように見えた。 pic.twitter.com/2x13RLcDqz
— けいくん (@InvestKei) 2017年5月27日
AI(人工知能)は人間よりも早く、はるか先手を読み、戦略を組み立てることができます。
私たち個人でもAI(人工知能)を使って未来を予測することができるそうですが、正直、日常的に利用するイメージが湧きません・・・
使い方は無限大だと思いますが具体的にどんな使い方ができるのでしょうか?
「雨のち晴れ、降水確率は80%」という情報だけでなく
「6時から雨が強くなるのでいつもの通勤ルート交通渋滞するよ~!
こっちの道で行った方がいいよ!
30分早く家を出ると余裕で着くよ!」
とか予測してくれるということです。
以下をはじめとする様々な場面でENDOR(エンドール)が活用できます。
- 株式売買やアービトラージなどの投資市場の予想
- ファッションや食べ物などトレンドを予想
- 商品が売れる地域や時期を予想
ブロックチェーンを導入することで、誰でもカンタンに未来予測ができるプラットホームを提供するのがENDOL(エンドール)
。
Googleの検索エンジンを使うようにAI(人工知能)による未来予測を調べることができるそうです!
ENDOR(エンドール)の仕組み
ENDOL(エンドール)の仕組みをもう少し詳しく説明します。
ENDOR(エンドール)はソーシャルフィジックス(社会物理学)とAI(人工知能)を組み合わせて未来を予測していきます。
ソーシャルフィジックス(社会物理学)とはビッグデータを分析し「人間の行動」を計算して未来を予測する新しい学問です。
例えば、携帯電話の位置情報とSNSの発信内容を分析すると「AIDSに罹っている」とか「糖尿病に罹っている」がわかるそうです。
「人間の行動のデータ」を分析して計算することで「結果やその人の状態」がわかるんですね。
ソーシャルフィジックス(社会物理学)の第一人者でENDOR(エンドール)の開発者のアレックスペンランド教授は以下の説明をしています。
「人間の行動は、文化のパターンによって決定され、合理的で個人的な思考です。
社会物理学はビッグデータを使って人間の行動を数学的に記述する事ができので、正確な予測を立てることができる」
一見一貫性のないと思われる「人間の行動」はビッグデータを元に計算すると予測することができてしまうんですね。
このソーシャルフィジックス(社会物理学)をブロッチェーンを導入して個人でも利用できるようにしたのがEndor(エンドール)。
未来を予測しようというのは近年始まったことではありません。
「ビッグデータと言われる”膨大な量の専門的なデータ”と機械学習を使って未来を予測しよう」という試みはすでに色々な大企業で行われてきました。
- データを集める「資金力」
- 分析・研究する「技術力」
- データ収集から分析・研究までにかかる「時間」
が必要になります。
個人や中小企業ではデータを利用するには大企業にお金を払ってライセンスをもらわないと利用できません。
ビッグデータ(膨大な専門性の高いデータ)は研究機関や企業が独占しているような状況ですが、ENDOR(エンドール)は「資金力」「技術力」「時間」の問題を解決して個人でも利用することができます。
以下ではENDOR(エンドール)の特徴を仮想通貨の視点で見ていきましょう。
仮想通貨ENDOR(エンドール)の特徴は?
仮想通貨ENDORはENDOR COIN(エンドールコイン)とも呼ばれます。
メリットや将来性などについてご紹介します。
・仮想通貨ENDOR(エンドール)のメリット
ENDOR(エンドール)で未来を予測するにはEDRトークンを少額支払います。
ENDOR(エンドール)のネットワークに貢献した人がEDRトークンをもらうこともできます。
例えば、公的なデータを提供した人や、技術提供するエンジニアなど。
データをアップロードしたり、技術を提供する人が増えていけば、データ数が増えてより正確な未来予測ができるようになっていくそうです。
ENDOR(エンドール)で未来予測するだけでなくデータを提供することでEDRトークンがもらえるのは大きなメリットですね。
・仮想通貨ENDOR(エンドール)の概要
通貨単位 | EDR |
---|---|
発行上限枚数 | 1,500,000,000 EDR |
公開日 | 未定 |
公式サイト | https://www.endor.com |
ホワイトペーパー | ホワイトペーパーはこちら(PDF) |
開発者はアレックスペンランド教授。
「ソーシャルフィジックス(社会物理学)」の第一人者です。
功績が認められマサチューセッツ工科大学出身でForbsにより世界で最も強力なデータ科学者7名の1人に選ばれた研究者です。
イスラエルのSILIN.Labも開発チームに入っていますが、ブロッチェーンスマホを開発した会社ですね。
技術面もしっかりしている会社がバックアップしているようです。
仮想通貨ENDOR(エンドール)の将来性は?
コカ・コーラ、ウォルマート、マスターカード等の時価総額数十兆円規模の会社とパートナーシップを結んでいます。
本当に検索エンジンのように簡単に誰でもENDOR(エンドール)が使えるならあらゆる場面で需要があると思いますし、将来性は高そうです。
仮想通貨ENDOR(エンドール)の購入方法は?
仮想通貨ENDOR(エンドール)は2018年6月5日にHOTBITという海外取引所へ上場しました。
HOTBITの公式サイトはこちらです。→https://www.hotbit.io
HOTBITはイギリスの取引所で、BTC取引量は1日平均3000BTCくらい。
(ちなみにbitFlyerは約5100BTC)
中規模の取引量ですね。
日本国内取引所やBinanceに扱っていない草コインも上場しています。
HotBITは海外取引所なので日本円でEDRを購入できません。
EDRトークンとのペア通貨はBTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)です。
EDRトークンを購入する手順はこちら↓。
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ウォレットに送金
(取引所から取引所への送金はセキュリティ上おすすめできません。一度ウォレットに送金しましょう。)
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HOTBITへ送金
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EDRを購入
ETHを購入するならどの取引所がお得かこちらの記事で紹介しています。
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仮想通貨ENDOR(エンドール)の現在の価格はこちら↓です。(リアルタイムの価格が表示されています。)
公開後のチャートはこちら↓です。
ENDOR(エンドール)2018年3月にICOを行いました。
プレセール価格はこちら↓。
一般向けのプレセール:1口50ETH以上
1口200万円以上でないと購入できないというハードルの高いICOでした。
日本でも一部の人しか参加していなかったかもしれませんね。
以上、仮想通貨ENDOR(エンドール)の特徴や購入方法などについてまとめました。
ENDOR(エンドール)はAI(人工知能)を使って未来を予測できるというプラットホーム。
SFのような話が近い未来まで来ているんですね!
もし実用化したら使ってみたいです!
ボストン大学が発表したICOの利益についてのレポートについて紹介しています。
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最後までお読み頂いてありがとうございました。