日本でもプレセールが行われたノアコイン。
ノアコインを世に送り出した「ノアファウンデーション」はフィリピン政府公認の機関です。
政府と民間が協力して進められていますが、日本人にはあまり中身が見えてこないかもしれません。
ノアファンデーションを支える企業や中心人物などをまとめてみました。
ノアファンデーションの目的は?
フィリピンの一番の輸出産業は出稼ぎ労働による収入です。
年間約2兆5,100億円も収益をあげ、さらに毎年1,500億円増加し続けています。
出稼ぎで得たお金のほとんどは(フィリピンにとって)海外から国内に銀行や送金会社を経由する方法で送金することになります。
日本人はほとんどの国民が銀行口座を1つ以上持っていますが、フィリピン国民は30%ほどしか銀行口座を持っていません。
そのため送金会社を経由して送金することになりますが、国際送金の手数料として送金額の10~20%支払わなくてはなりません。
手数料だけで年間で3,500億円にもなります。
送金手数料を減らすことが出来れば、フィリピン国内に送金できるお金が増えます。
国民が消費するお金が増えて国内の経済が活発になり、さらに発展を推し進めることになるので、国民にとっても経済界にとっても大きなメリットになります。
フィリピン人にとって国際送金手数料を下げる事が今求められています。
「フィリピン人が稼いだお金はフィリピンに還元する」という目的で立ち上げられたのが「ノアプロジェクト」です。
「ノアプロジェクト」を進めていくのが、非営利団体「ノアファウンデーション」なのです。
▶ ノアプロジェクトの詳細(https://noahcoin.co/)
ノアファンデーションの会社の場所は?
フィリピンの首都「マニラ」から10km弱離れた「ボニファシオグローバルシティ」という開発された新しい地区にオフィスがあります。
この地区は高層マンションや国際的な金融機関や企業のビルが立ち並び、日本人学校や各国の大使館などが集まっています。
日本でいうと横浜のようなイメージでしょうか。
今は小さなオフィスですがノアシティに移転する予定があるようです。
ノアファンデーションのスポンサー企業と人物
ノアファンデーションに賛同する企業は以下の通りです。
・DMCI HOMES(道路や橋、住居などの建設、販売をする会社)
・ASIA BREWERY(飲料メーカー、フィリピンでのお酒のシェア率は10%。)
・FORTUNE Tabacco Coporation(タバコの会社)
・ALLIED SAVINGS BANK(フィリピン国際銀行と合併したフィリピン最大級の銀行)
・HSBC(香港のメガバンク)
次に人物について紹介します。
・David Mezrahid(デービット・メズラヒド)
世界大学ランキング第6位「プリンストン大学」の暗号通貨の教授です。
ちなみに数学においてはプリンストン大学は世界第1位。
モナコプライベートバンクなど国際的な銀行の顧問も経験しています。
金融にも精通している天才数学者です。
・Lucio Tan(ルシオ・タン)
LTグループという財閥を経営。
その子会社には上にも書いたASIA BREWERYやフィリピン航空も含まれています。
現在フィリピン航空のCEO(最高責任者)も兼任しています。
フィリピンで2番目の富豪です。
・ルシオ・タンJr
工業系の企業を経営し、ノアシティの建設に大きく関わっています。
・フィリピン元最高裁判官
2017年3月の最高裁判官の職を降り、ノアファンデーションに参加する予定です。
ノアファンデーションまとめ
フィリピン国内だけではなく世界的にも有名な企業や人物が賛同していますね。
企業の規模をみると、フィリピンの経済を引っ張っているトップクラスの企業ばかりなので、力が入っているのが分ります。
これだけ有名な企業や人物が賛同するということは「ノアプロジェクト」が成功する可能性が高いと思いますし、利益もかなり見込まれます。
富も名声も手にしている人たちばかりなのでHYIPのようにお金を集めるだけ集めて飛んでしまう・・・なんてことは考えにくいですね。
国家が公認している点も信頼できるポイントだと思います。
ノアプロジェクトが始まったばかりなので賛同者が増えて日本から賛同する企業が出てくるかもしれませんね。
以上、今回は
について紹介しました。
最後までお読み頂いてありがとうございました。