こんにちは!羽貫です\( ˆoˆ )/
 

仮想通貨の種類は1600以上あると言われていますが、大半が詐欺(スキャム)だとも言われています。

プロジェクトが進行していて、取引所に上場している仮想通貨でも詐欺コインだった!ということもあります。

メジャーな仮想通貨はともかく、
「保有している仮想通貨や狙っている仮想通貨が信頼できるものなのか?」
「価格がどうなるのか」が気になるところですよね。

専門家による評価して仮想通貨の格付けをしている機関もありますが、仮想通貨投資家からは賛否両論のようです。

そんな時に中国で仮想通貨の格付けを行うというニュースを見て気になったので

  • どんな基準で格付けするのか
  • 格付けされる銘柄28種類
  • いつからスタートするのか 


など気になったので調べてみました。

現在、仮想通貨格付けを行なっているアメリカのサイト「weiss ratings(ワイスレーティングス)」についても紹介します。

仮想通貨の格付けランキング


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中国政府が仮想通貨格付けをスタート?!

2018年5月11日、中国政府によると、「28種類の仮想通貨の格付け情報」を独立機関から公表するそうです。

格付けプロジェクト名は「グローバル・パブリックチェーン・アセスメント・インデックス」
 

中華人民共和国工業情報化部の中国電子情報産業発展研究院(CCID)がプロジェクトを立ち上げました。
名称が長くてよくわかりませんが、格付けをするのは中国国内の専門家と学者さんだそうですよ。
 
仮想通貨の格付けを行う目的は、ブロックチェーンプロジェクトに対して独立して評価や分析をする機関を作り、ブロックチェーンプロジェクトのトレンドへの理解を深めること。

プロジェクトによる仮想通貨の格付けは中国政府から独立したものですが、中国政府のお墨付きをもらったも同然。
関連する企業や研究機関への指針として活用されるものだそうです。
 

評価項目は以下内容です。

  • プロジェクトの技術力
  • アプリケーションの有用性
  • 革新性および発展レベル

 
 

格付けされる銘柄はこちら↓の28種類です。
 
中国で仮想通貨格付けされる仮想通貨
 

格付けされる仮想通貨の選定基準は以下の通りです。

  • 独自のブロックチェーンを持っていること
  • ノード(仮想通貨ネットワークへ接続する端末)を作成することができる
  • ブロック(トランザクション情報)が追跡可能
  • コードがオープンソース
  • チームメンバーが掲載されウェブサイトやSNSでコンタクトが取れる

 
 

中国発の仮想通貨のTron(トロン)や注目度が高いEOS(イオス)、USTDなどは入っていませんね。

Tronは開発に5年以上かかると言われていますし、EOSはまだ実験段階という状態。

「ある程度プロジェクトが実用化されている仮想通貨を選んでいるのかな?」という印象です。
 

ニュースが発表されてから数日中(2018年5月中)に格付け結果が公表されるそうなので、どんな格付け結果になるのか非常に楽しみですね。

仮想通貨の格付けランキングサイト「weiss ratings(ワイスレーティングス)」

一つの格付けだけ見て投資を判断するのは「情報操作されないのか」とか「銘柄数の少なさ」とか心配になりませんか?

他にも格付けしているサイトがあるのか気になり、調べてみました。
 

TwitterなどのSNSやネットで話題になっているのが、「weiss ratings(ワイスレーティングス)」という仮想通貨の格付けを行なっているアメリカのサイト。

ワイスレーティングス
 

元々は仮想通貨に特化したサイトではなくて、株とか保険会社などの格付けも行っている機関だそうです。

weiss ratings(ワイスレーティングス)のホームページによると、毎週木曜日に格付けを行い、会員に格付け情報や仮想通貨市場の傾向や重要なアップグレードなどの解説もメール配信します。

ただし、最新情報については有料サービスで年間購読に$936(キャンペーン中で$486)かかります。(クレジットカード払い)
 
 
Twitterを見ていると仮想通貨関係のアカウントやブログなどで実際に購読している人も見かけます。


 
 

weiss ratings(ワイスレーティングス)の公式ツイッターでも格付けに関するツイートされていますね。


 
 

weiss ratings(ワイスレーティングス)による評価項目についてですが、いろいろな視点から調査しているようです。
・リスク
価格変動や仮想通貨市場に影響する要因など

・取引パターン
チャート分析して利益がでそうなのか予想

・ブロックチェーン技術
仮想通貨の持つ特性(匿名性や)、アルゴリズムなど

・ファンダメンタル、セキュリティ
スケーラビリティ対策、トランザクションの速度など流通しやすいか
 
 

評価基準はこちら↓。
A,A+,A-・・・優良
B+,B,B-・・・良
C+,C,C-・・・普通
D+,D,D-・・・脆弱
E+,E,E-・・・大変脆弱

株などの格付けサイトでは「C」評価だと危険な銘柄という評価になるそうですが、
weiss ratings(ワイスレーティングス)では「C」が「普通」になっています。
 
 

気になるweiss ratings(ワイスレーティングス)の格付け結果ですが、有料サイトなのでほんの一部のみ紹介とさせていただきます。

2018年1月の初回の格付けではBTCがC+という意外な結果になりました。
EOSはまだ実験段階にありますがETHと同じB評価。

BTC・・・C+
ETH、EOS・・・B

 

weiss ratingsのブログ仮想通貨投資家からの「正当な評価ではない」などの批判やクレームが届いていたようですが、BTCの送金詰まりの問題を加味して「C+」という評価にしたそうです。

2018年3月の格付けではライトニンネットワークの採用などを評価してBTCは「B+」にランクアップされています。
 

仮想通貨投資家から見ると疑問に思う部分もあるかもしれませんが、「格付けした時点での評価」なので時系列で評価を見ていくと参考になるのではないかと思います。
 

投資したりやチャートを予想する上で一つの参考資料にはなるのかなと思いますが、信用しすぎるのは危ないかもしれません。
 

結局最後は自己判断になるので、情報を集めていってどの情報が正しいのか、信用できるのか考えていきたいですね。

その上でweiss ratings(ワイスレーティングス)や中国の仮想通貨格付けプロジェクトの情報は重要だと思いました。
 
 
 

以上、今回は仮想通貨の格付けランキングを中国で開始するというニュースと仮想通貨の格付けサイトについてまとめました。

ネットやSNSで仮想通貨の予想についての情報が飛び交っていますが、専門家による予想は参考になるのかなと期待しています。
weiss ratings(ワイスレーティングス)と中国で始まる格付けプロジェクトに注目していきたいですね!





最後までお読み頂いてありがとうございました。