目次
こんにちは!羽貫です\( ˆoˆ )/
仮想通貨EOSは、登場して以降、いろいろと話題になっていますね。
ホワイトペーパーには「EOSトークンには利用用途がない」と書かれていて、まるで「EOSが無価値」のような印象を受けてしまいますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は、EOSの価値があるのかどうかに注目してみました。
EOSは将来的に大手企業が導入した場合、そのインパクトは爆発的に大きくなると思われます。
この記事を読めば
- EOSって無価値と言われているけど本当?
- EOSってどんな仮想通貨?
についてわかると思います!
EOS仮想通貨は無価値って本当?
EOS(仮想通貨)は発行枚数が10億枚と決まっています。
市場に放出される7億枚は、2018年6月2日までにICOが終了しました。
EOS(仮想通貨)は、EOSプラットホーム上で使えるわけでもなく、支払などもできません。
そのため、EOS(仮想通貨)は持っていても価値がないのではないかと言われることもありました。
無価値と言われたEOS(仮想通貨)には以下の役割や用途があります。
- EOSプラットホーム上の仮想通貨をエアドロップ
- リソースの使用時に消費
EOS保有者に仮想通貨をエアドロップ
2018年4月15日にEOS(仮想通貨)をもっている人に「eosDAC」という通貨がエアドロップ(無償配布)されました。
「eosDAC」は海外のBiboxという取引所で売買できます。
これにより、EOS仮想通貨は一時価格が上昇しました。
EOSトークンを持っているだけで他の仮想通貨が手に入るので買い注文がたくさん入って、価格が上がったということですね。
EOSは6月にメインネットを起動させ、イーサリアムブロックチェーンから独自のブロックチェーンへ移行しました。
独自のブロックチェーンへ移行した時に「新しいEOS」のトークンが登場。
メインネット起動についてはこちらの記事後半にご紹介しています。
↓ ↓ ↓
メインネット起動により旧EOSは送金することや使うことができなくなり、無価値になりました。
(メインネットが起動する前に、EOSへ自分のイーサリアムアドレスを登録すれば、新しいEOSに交換できました。)
新しく登場したEOSトークンの役割について次に説明します。
リソースの使用時に消費
EOS上でアプリケーションを稼働させる時には、リソースを消費します。
リソースとはCPUやメモリなどの必要領域のこと。
アプリケーションの開発者は、トークンの保有量に応じてリソースの使える量が決まります。
ですから開発者は、リソースのためにトークンを購入します。
新しいEOSトークンの保有者にはリソースを持つという価値が有ると言えますね。
EOS(仮想通貨)のチャートや価格は?
EOS(仮想通貨)はどんな特徴があるのでしょうか?
基本情報や特徴についてみて行きましょう。
EOS(仮想通貨)の基本情報
EOS(仮想通貨)の基本情報について以下にまとめます。
通貨単位 | EOS |
---|---|
発行上限枚数 | 10億EOS |
公開日 | 42912 |
公式サイト | https://eos.io/ |
ホワイトペーパー | https://github.com/EOSIO/Documentation/blob/master/TechnicalWhitePaper.md |
現在の価格はこちら↓(リアルタイムの価格が表示されています)
チャートはこちら↓(2017年9月から2018年7月末)
そもそもEOSとは?EOS(仮想通貨)の違い
「プラットホームとしてのEOS」と「トークンとしてのEOS」についてご説明します。
ます、EOSとは企業の業務サポートを目的とする分散型プラットホームのこと。
分散型プラットホームとは、簡単に言えば、中央管理者が存在しないサーバーと思ってください。
具体的に言えば、iPhoneのiosや、マイクロソフトのwindowsですね。
「EOS.IO」というソフトウェアによって、処理速度と安全性の両立を実現しようとしています。
このソフトウェアを開発するための必要資金を調達するために発行されたのがEOS(仮想通貨)です。
プラットフォームも、仮想通貨もEOSなので少々ややこやしいです・・・。
イーサリアムのプラットホームが「イーサリアム」で仮想通貨は「イーサ」というのと同じ構図ですね。
プラットホームとしてのEOSの特徴
プラットホームとしてのEOSの特徴を2つご紹介します。
・圧倒的なトランザクションの速さ
・情報処理にお金がかからない
・圧倒的なトランザクションの速さ
1秒間で数百万のトランザクション(コンピューターにより処理するひとまとまりの情報処理)を実行できる速さを誇ります。
トランザクションの速さは「情報処理の速さ」と言えます。
イーサリアムでさえ1秒間に15。
EOSはその桁が全くちがいます。
どれだけ凄いかお判りいただけたと思います。
この速さにより、送金するときになかなか送金できないという「送金詰まり」の現象などがなくなります。
・情報処理にお金がかからない
なんと、トランザクションに手数料がかからないのです。
1日に大量の情報のやり取りをするような企業には大きなメリット。
ビットコインなどの送金に支払う手数料は、送金者がマイナーに支払っています。
しかしEOSの場合は、マイナーに対してEOS側がトークンを報酬として渡します。
そのため、利用者が手数料を払う必要がありません。
手数料がかからないのは他の仮想通貨にはない特徴です。
気になる将来性ですが、EOSが広く使われることにかかっていると思います。
ビジネスとしてEOSを応用して行こうという企業にとっては大きなメリットになるでしょう。
投資の手段としてではなく、企業レベルでの導入が進むとリソースを消費するためにEOSの需要も高まると思います。
以上、EOS(仮想通貨)について「無価値ではないか?」という点やチャートや価格などをご紹介しました。
「EOS.IO」はひょっとしたら、PCやスマホのOSはこれに代わる可能性もあります、次世代のApple、Microsofのような存在になることが期待されています。
EOSのスマホが将来普及すると予想している人もいるようですね。
プロジェクトが実用化されるまでは何年もかかると思いますが、これからの動向に注目したいです!
最後までお読み頂いてありがとうございました。