2017年のビットコインの価格の上昇率がすごかったですね。
2017年1月時点では9万円台だったのが2017年12月には200万円の大台に乗りました。
2018年はどの仮想通貨が値上がりするのか気になりますよね。
そこで、仮想通貨の投資案件やICO関連のビジネスをされている方に2018年に値上がりが予想される仮想通貨について聞いてみました!
2017年の1月にお会いした時に「2017年末にはビットコインの価格が150万円になる!」と大胆予想されていた方です。
あくまで予想ですが、仮想通貨の購入を考える時に参考になれば嬉しいです。
2018年注目の仮想通貨を予想
2018年、価値が上昇しそうな仮想通貨と購入する理由についてご紹介していきます。
購入するからにはその仮想通貨の特長も知っておきましょう。
2018年に価格が上昇すると予想される仮想通貨は以下の5つの銘柄です。
- イーサリアム
- ビットコイン
- OKcash
- Lisk(リスク)
- Namecoin(ネームコイン)
順番に説明していきます。
イーサリアム
2018年に購入すべき理由は、以下の2つです。
- イーサリアムのアップデートが予定されている。
- イーサリアムの実証実験が活発に行われている。
一つずつ簡単に説明していきます。
・イーサリアムのアップデートが予定されている
全部で4段階予定されていますが、2018年10月16日に3段階目の「メトロポリス」まで行われてきました。
厳密に言うと、3段階目メトロポリスの前半「ビザンチウム」が終了し、2018年2月に後半の「コンスタンティノープル」が行われる予定です。
ビザンチウムにより、スマートコントラクトの簡略化やセキュリティ強化が実現しました。
コンスタンティノープルについては詳細が明かされていませんが、よりイーサリアムの価格上昇の材料になるそうです。
・イーサリアムの実証実験が活発に行われている
KDDI・KDDI総合研究所・クーガー株式会社が連携してイーサリアムの利用に向けて検証を行っています。
例えば、携帯電話が故障した時、イーサリアムを支払うと携帯電話の状態に応じて修理の依頼から手元に届くまでを自動的に行い、リアルタイムで修理状態を確認する事ができるというサービスの実現を目指しているそうです。
イーサリアムの最大の特長は「スマートコントラクト」。
現在流通している仮想通貨の約8割はイーサリアムを基調として設計されているそうです。
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上に契約情報などを付帯させ、イーサリアムの取引を行う事で契約などを自動的に実行させる事ができる仕組みです。
イーサリアムについてはこちらに詳しくまとめてあります!
ビットコイン
言わずもがなという感じですが、ビットコインには2017年以上に期待大です。
2017年12月には220万円以上の最高値を更新しました。
2018年に購入したい理由としては、アメリカの投資市場にビットコインが参入する動きがあるためです。
アメリカの先物取引所の米シカゴ・オプション取引所(CBOE)やCMEグループは2017年12月にビットコインの取引を開始しました。
2018年の上半期に上場投資信託(ETF)でビットコインの取引が行われる見込みがあるそうです。
先物取引や上場投資信託(ETF)に投資されている数十億ドルがビットコインの取引に流れ込めば、ビットコインの価値は跳ね上がると予想されます。
また、ナスダック(米店頭市場)も2018年の前半にビットコインの先物を上場する予定です。
アメリカで今までドル建てで行われてきた投資にビットコインが利用されれば大きく価値が上がるでしょう。
また、日本国内においては海外の取引所でアルトコインを購入する前にあらかじめビットコインを購入する必要があります。
アルトコインの取引が活発になるにつれてビットコインの需要と共に価値が上昇します。
OKcash
2018年に購入すべき理由は、2018年3月ごろに半減期を迎えるということです。
半減期とはマイニング(ブロックの承認作業)による報酬が半分になるということ。
つまり、新しく発行される数が半分になるということです。
数が減るということはマイナスなイメージがあるかもしれませんが、市場に出回る数が減ると希少価値が上がるので、価格も上昇します。
実際に2017年7月に半減期を向かえた「モナーコイン」は、半減期の3ヶ月ほど前から価格が上がり始め、一時7倍になりました。
半減期後は少し落ち着きましたが、それでも半減期前よりも価値が上がったままになっています。
モナーコインについての詳しい説明はこちらの記事にまとめてあります。
OKcahの特徴ですが、仮想通貨の中でトランザクションの処理スピードが最も早いということです。
さらに送金手数料ゼロというのも他の通貨と大きく違う点ですね。
例えばビットコインの送金手数料は0.0002BTCほど。
銀行の手数料や国際送金するときの手数料に比べれば遥かに安い金額です。
しかし、ビットコインの価値が上がると、手数料も上がることになりますね。
「銀行間の送金」と考えれば安く済んでいる感覚がありますが、「買い物で決済する」場面では、日本円での支払いには必要のない「送金手数料」を払って決済する事になります。
送金手数料が上がる事でOKcashの送金手数料がゼロであることが注目されるかもしれませんね。
また、Pos通貨といって、ウォレットをインターネットに接続していると保持しているOKcashに対して数%を報酬として受け取ることも特徴的です。
OKcashはユーザーの使いやすさを重視し、アプリのウォレットが非常に使いやすく作られているそうです。
Lisk(リスク)
2018年に購入すべき理由は、2018年にフォージングによる報酬が減少するという理由からです。
LISKは206年5月24日に発行が始まった仮想通貨です。
マイニングのようなブロックを承認する「フォージング」によって取引が成立しますが、フォージングを行うと貰える報酬は1年ごと減少する設計になっています。
1年目5LISK→2年目が4LISK→3年目が3LISK→4年目が2LISK、5年目以降は1LISKということです。
ビットコインやOKcashなどの半減期と同じイメージですね。
フォージングによる報酬が減ると流通量が減少し、希少価値が上がるため、価値も上昇します。
そのフォージングが行われるのは2018年5月24日に予定されています。
Lisk(リスク)はビットコインやイーサリアムとは違い、発行枚数が無限大にあります。
そしてサイドチェーンの実装による処理スピードの速さが大きな特徴ですね。
Lisk(リスク)について詳しい説明はこちらの記事にまとめてあります。
Namecoin(ネームコイン)
2018年に購入すべき理由は、2018年12月中旬に半減期を迎えるということです。
同時期にVertcoinも半減期を迎えますが、総発行枚数を見てみると、ネームコインの方が少ないためネームコインの方が期待が大きいですね。
総発行枚数は下記の通りです。
Vertcoin:84,000,000VTC
ネームコインの特徴は、ビットコインのP2Pネットワークの仕組みをドメインに適応したものです。
発行上限やシステムはビットコインと似ています。
以上、2018年に注目の仮想通貨の予想をまとめてみました。
手堅いところではイーサリアム、定盤のビットコインに2017年以上に期待がかかります。
半減期を迎えるOKcash、Lisk(リスク)、Namecoin(ネームコイン)も価格の上昇は必至だと思います。
今までに半減期を迎えた仮想通貨は一気に値上がりしてきました。
(ビットコイン、イーサリアム、モナーコインなど)
あくまで予想ですが、今回ご紹介した半減期を迎える仮想通貨も値上がりが予想されると思います。
半減期などで値上がりを見越している投資家たちはまだ値上がりしていない3ヶ月前は少しずつ購入していくそうです。
半減期の1ヶ月前くらいは価格が上昇する傾向にあるので、価格が上がり始める前(3ヶ月くらい前)に購入を検討していくといいと思います。
最後までお読み頂いてありがとうございました。