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MaidSafeCoinをご存じですか?
MaidSafeCoinは「新しいインターネットを開発しているMaidSafe社」と「仮想通貨のウォレットや取引所を運営しているCoinPayments社」の二社が後押ししている通貨です。
今はあまり知られていませんが、今後成長すると期待が大きい仮想通貨です。
MaidSafeCoin(メイドセーフコイン)とはどんな仮想通貨?
MaidSafe(メイドセーフ)はP2Pネットワークを利用したインターネットプラットフォームで、MaidSafeCoin(メイドセーフコイン)はMaidsafe(メイドセーフ)上で使える仮想通貨です。
まずは「MaidSafe」について知っておきましょう。
MaidSafe(メイドセーフ)とは?
私たちはGoogleなどの大きなサーバーを使ってアクセスしたり、データを保存したり、アプリケーションを使ったりしています。
Maidsafe(メイドセーフ)は個人のコンピューターのリソース(HDDスペース・CPU(演算能力)・メモリ・帯域など)を借りて、アクセスしたり、データを保存したり、アプリケーションを使ったりできます。
大きなサーバーの代わりにバラバラのコンピューターの一部分を少しずつ借りて、インターネットを利用するということですね。
Maidsafe(メイドセーフ)へ送られるデータは、暗号化し切り分けてバラバラのコンピューターに分散させて保存されます。
そのデータは本人しか保存し取り出すことができないので、情報が漏れたり書き換えられることは無く、安全です。
コンピューターのリソースを貸し出す人に支払われる報酬がMaidSafeCoin(メイドセーフコイン)という仮想通貨なのです。
ただし、MaidSafeCoin(メイドセーフコイン)のままでは利用できません。
のちに発行されるSafeCoin(セーフコイン)と1:1で交換できるようになります。
今はSafeCoin(セーフコイン)の引換券のような状態です。
MaidSafeCoin(メイドセーフコイン)の詳細
公開日:2014年4月
発行上限:約40億枚
通貨単位:MAID
発行元:MaidSafe社(イギリスに本社)
MaidSafeCoin CCPとは?
CCPとは、インターネット上で社債(セントコインと呼ばれます)の売買をするサービスです。
CCPはMaidSafe社(イギリス)とCoinPayments社(カナダ)の共同案件になり、以下の目的を達成するために立ち上げられました。
①Coin Paymentsのウォレットを普及させること。
Coin Paymentsは、50種類以上の暗号通貨の入出金が可能なウォレットと取引所の運営をしているので、利用者が増えるほどウォレットの利用手数料からの収益が増えます。
社債(セントコイン)を売買することによる手数料が得られます。
②MaidSafeCoinの時価総額をあげること。
社債(セントコイン)の購入費の一部でMaidSafeCoinを購入する仕組みなので、価値を上げることができます。
まとめると、CoinPayments社はウォレットの送金手数料と社債(セントコイン)の売買手数料を得て、MaidSafe社はMaidSafeCoinの価値上昇とMaid Safeの知名度アップを期待できるということですね。
CCPの仕組みは?
まずは特徴をまとめてみます。
- ドル建て(ただし、入出金はビットコインで可能です)。
- 社債を買った時と売った時の差額が会員の収益になります。
- MLM(誰かの紹介で会員になります。)
- 1アカウントにつき$300~$2700まで出資可能。
- 1人につき20アカウントまで。(ただし、登録には紹介者に携帯番号を教える必要があります。)
- 2017年1月時点では日利1~5%(土日を含む)
次に出資から出金までの流れを説明していきます。
①CoinPaymentsのウォレットから「セントシード」を購入。
「セントシード」とは、セントコインを購入するためのものです。
会員はセントシードのうち80%でセントコインを購入へ、10%はCCPへの手数料、残りの10%はMaidSafeCoinの購入に充てられます。
②「セントシード」で「セントコイン」を購入。
セントコインの価格は$0.2からスタートし、一定の枚数を売られると$0.21に値上がりします。
さらに、一定数売られると$0.22に値上がりします。
これを$0.4まで繰り返します。
購入した時と価格が上昇して売却した時の差が私たちの利益になります。
しかし、1枚$0.4と1枚$0.2ではどちらが購入しやすいでしょうか?
もちろん$0.2ですね。
価格が上昇すると、売る人が増えて買う人が少なくなってしまうので「分割」というものを行います。
「分割」とは、1枚$0.4になったとき、1枚当たりの値段を下げるために、1枚を2枚の$0.2の社債(セントコイン)に分けます。
「分割」することで、1枚のセントコインの価値が下がりますが、セントコインの枚数が倍になるので資産総額は変わりません。
例えば、1枚$0.2で購入し$0.4になったら、1枚のコインを2枚に分割(総額は$0.4のまま)。
再び1枚$0.2から上昇していき$0.4になったら2枚のコインが4枚に分割します(資産は$0.8)。
このように1枚$0.2から上昇して$0.4になったら分割し、また$0.2から上昇して$0.4になったら分割・・を繰り返しています。
現在2か月くらいの間隔ですが、購入者が増えるほど分割のスピードが早くなっていきます。
③「セントコイン」を「セントフルーツ」にする
セントフルーツにしたうちの60%をビットコインに、30%は「セントルート」、10%はCCPへの手数料になります。
ただし、持っているセントコインのうち50%までがセントフルーツにできます。
「セントルート」とは、「セントコイン」を購入することですので、複利運用することになります。
この出金制限と複利運用により一気に出金されるのを防いだり、コインの値上がりを後押ししています。
④CoinPaymentsのウォレットへビットコインで出金
CCPのボーナス
・ダイレクトボーナス
直接紹介した人の投資額の10%が報酬になります。
・カスケードボーナス
下についたアカウントの投資額が増えるとステータス(★1~★7)が上がり、報酬がアップします。
自分の下についたすべてのアカウントの投資額の5%~20%が報酬になります。
MaidSafeCoinを購入できる取引所は?
現在、取引のほとんどが「Poloniex」のようです。ただ、「Livecoin」、「Bitterex」でも購入可能になっています。
CCPは他のHYIPと違って2社が自社のウォレットを普及させることとMaidSafeCoinと目的をもって運営されているので、ただのお金儲けではありません。
簡単には倒れないような仕組みもあるので有力な案件ではないでしょうか。
MaidSafeが発展もしていくと私たちのインターネットの環境も変わってきます。
今後のMaidSafeCoinの動きに注目したいと思います。
以上、今回は
について紹介しました。
最後までお読み頂いてありがとうございました。