取引所のハッキングのニュースなどを見ていると、安心して利用していた中央集権型取引所にもリスクがあるんだと改めて気づかされますね。

最近は、秘密鍵を自分で管理できてハッキングのリスクも少ない「分散型取引所(DEX)」が注目されつつあります。

分散型取引所はいくつも種類があり、どこを利用すればいいのか迷うと思います。

そこで、分散型取引所の特徴を比較しておすすめの分散型取引所についてまとめてみました。

手数料や銘柄数も参考にしてみてくださいね。

コイン
 
分散型取引所についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

 


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仮想通貨分散型取引所(DEX)のおすすめ2018

 
 
自分でトークンを作れる、貸し付けができるなど「取引」のみならず色々な機能を実装したDEXが登場しています。
色々な機能はあっても取引がスムーズに行えないと利用しにくいですよね。
 
取引量が少ないと「買いたい時に買えない」「売りたい時に売れない」ということが起きてしまいます。

これから分散型取引所を利用するなら「使いやすさ」を重視して選ぶのはいかがでしょうか?

今回は取引の流動性があり使いやすい分散型取引所(DEX)を5つ選んでみました。
 
手数料と銘柄数についてもまとめていますが、それぞれ以下の点を踏まえてご覧いただければと思います。

・手数料について

取引手数料については中央集権型取引所に比べる安いです。

■中央集権型取引所
売買手数料として0.15%〜0.2%、スプレッド(売買価格の差)を含めると2%以上になることもあります。1万円分トークンを買った時にかかる取引手数料は15円〜20円程度、スプレッドの分を入れると200円程度になるということですね。

■分散型取引所
1回のトランザクションの生成で金額に関わらず10円以下です。しかしDEXのデメリットとも言えるのが、取引手数料は取引を行う際の注文の出し方によっても異なるということ。例えば、一度指値注文を出したがキャンセルする場合など、手続きごとに手数料がかかる場合もあるので一概には言えません。

今回の記事では手数料が発生するタイミングについて記載しています。
 

・銘柄数について

各分散型取引所のホームページやhttps://coinmarketcap.comで調べました。

独自トークンを発行することができるDEXは特に銘柄数が変動します

2018年2月時点の情報なのでご承知ください。

 

それではおすすめの分散型取引所(DEX)を5つご紹介します!
私の期待している順番に紹介して行きますね。
 
 
1.Kyber Network
 
Kyber Network
 
2018年2月11日からメインネットの試運転が開始されたばかりなので、実際に多くのユーザーが利用するのは2019年くらいになるようです。

2018年2月現在はイーサリアムベースのトークンのみ取り扱っています。
2019年にはイーサリアム以外のブロックチェーンとの取引を可能にするクロスチェーンも導入予定。
現段階では利用しやいとは言い切れませんが、これから取引が活発になることが期待できると思います。
 
決済API機能もあるところが大きな特徴。
通常ICOの支払いにはイーサリアムを送金します。
決済API機能を使うと、自動的に他の通貨をイーサリアムに交換して支払いを行うことができるので、手間と手数料を抑えることができます。
様々な通貨でICOに参加することが出来るようになるということですね。
 

手数料:取引注文ごとにKyberNetwork(KNC)で支払い
銘柄数:11

 
 
2.Cript Bridge
 
分散型取引所Cript Bridge
 
イーサリアムベースのトークンだけでなくビットコインやライトコインなどのメジャーな仮想通貨の取引ができます。
日本人に人気のビットゼニーやモナーコインとトークンとのの交換も可能。
手持ちのメジャーな仮想通貨で簡単にイーサリアムベースのマイナーなトークンの購入ができますよ。
 
ユーザーはCriptBridgeが発行している「BridgeCoin(BCO)」取引所で保持していると配当を受け取ることができるサービスもあります。
 
DEXで唯一日本語に対応しているところが嬉しいですね。
 

手数料:取引注文ごとに発生
銘柄数:18

 
 
3.Waves Decentralized Exchange
 
分散型取引所Waves Decentralized Exchange
 
イーサリアムベースのトークン以外にもビットコインやビットコインキャッシュなどのメジャーな仮想通貨を扱っています。
 
ウォレットに付属するいくつかの機能の一つにDEXがあるという形になり他にも「独自トークンの発行」や「法定通貨の交換をブロックチェーン上で行う」などのサービスもあります。
非常に将来性のあるDEXだと思います。
 
GoogleChromeの拡張機能として使えるので多機能でありながらサクサク動くところも評判。
 

手数料:取引注文ごとに手数料が発生
銘柄数:28

 
 
4.Radar Relay
 
分散型取引所Radar Relay
 
「0xプロトコル」という取引量が少ない通貨でも流動性を確保するシステムを利用しています。
 
LedgerやMetamaskとも連携できるので、普段使っている人は便利な取引所ですね。
 

手数料:取引注文時の手数料は無料(取引実行には手数料がかかる)
銘柄数:44

 
 
5.ERCdEX
 
分散型取引所ERCdEX
 
イーサリアムベースのトークンを扱っています。他のDEXよりも反応速度が早いことが大きな特徴。
Ledger(ハードウェアウォレット)から取引することもできます。
 
Radar Relayと同様に「0xプロトコル」を利用しているので取引がスムーズに行えます。
 

手数料:取引注文時の手数料は無料(取引実行には手数料がかかる)
銘柄数:ERC20トークンは全て対応

 
 

以上、仮想通貨分散型取引所(DEX)のおすすめ2018を紹介しました。
 
それぞれのDEXについて調べてみて現時点でそれぞれの分散型取引所(DEX)の姿が完成形ではないということが共通していると思いました。
 
ほとんどのDEXにはこれから実装される機能があるので、今後より発展していくでしょう。
これから機能が充実していく分散型取引所(DEX)に期待して注目していきたいと思います!
 
 

分散型取引所についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。





最後までお読み頂いてありがとうございました。