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仮想通貨の認知度が上がるにつれ、買い物や投資など今まで現金でのやり取りが当たり前だった場面にも少しずつ浸透しつつあります。
今回は仮想通貨の利点を活かしたクラウドファンディングについて説明していきたいと思います。
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、ある目的のためにインターネットで世界中の不特定多数の人からお金(寄付)を集めることです。
クラウド=「群衆」、ファンディング=「資金集め」を組み合わせた言葉です。
実は、「不特定多数の人から資金を集めて事業を行う仕組み」自体は世界各地で古い歴史を持っています。
例えば、日本では鎌倉時代の頃から住民からお金(寄付)を集めて、神社やお寺の修繕やお伊勢参りなど行われてきました。
それが現代では形を変えて、特に2000年頃からインターネットを使ったクラウドファンディングが世界中で利用されるようになりました。
クラウドファンディングの種類や仕組みなど
具体的に誰が参加するのか、目的や方法など詳しく説明します。
どんな人が資金を集めるの?
あるアイデアや目的を持っていれば会社や団体などの複数人だけでなく、個人でも行えます。
どんな目的で行われるの?
「こんな製品を作りたいけど、お金がない」「貧困地域に学校を作りたい」「アーティストの作品の製作費」などジャンルを問わずいろいろな目的で行われています。
クラウドファンディングの種類
大きく分けると「購入型」「金融型」「寄付型」に分けられます
購入型クラウドファンディング
商品の開発やサービスの目的で行われることが多いです。
支援者には開発した製品などがプレゼントされます。
支援者からの要望などを取り入れながら製品づくりが進めることもできます。
金融型クラウドファンディング
上場前の企業や不動産投資などが多く、利益の一部を支援者へ金利(3%~5%の高金利)や株式などで配当されます。
寄付型クラウドファンディング
商品やお金などのリターンがないもので、被災地支援や病気の治療費などの目的で行われます。
クラウドファンディングの流れ
- クラウドファンディングのインターネットサイトに登録。
- アイデア・企画・商品などの内容を登録(プレゼンテーション)
- 運営会社による審査
- サイトやSNSなどを使って支援者(お金を提供してくれる人)を募集
- 募集締め切り。期限内に目標の金額に到達しなければ、集めたお金は返金され、企画も実行できません。
- 目標達成されたら返礼品やなどプレゼント
資金を集める方法は?
各サイトによって多少の違いはありますが、コンビニ決済、銀行振込、ネットバンク決済、クレジットカード決済などいくつかの方法が用意されています。
しかし、それぞれ手数料やクレジットカードの使用金額の設定、ネットバンクの指定などの制限があるのが現状です。
そこで今、注目が集まっているのがビットコインなどの仮想通貨による決済方法です。
なぜクラウドファンディングへの資金集めにビットコインが注目されているかというと、
- 国内の銀行へ銀行振込するよりも安く海外への送金が行えるほどの手数料の安さ。
- 資金の上限額などの制限がない。
- 銀行の営業時間など時間の制限がほとんどない。
- スマホやPCから簡単に行える。
などがあります。
仮想通貨を使ったクラウドファンディングでは今までよりも決済方法が簡単になったことで幅広い人から集めることができます。
ビットコインなど仮想通貨のクラウドファンディングまとめ!
主なビットコインで決済できるサイトをまとめました。
coincheck donation
取引所のcoincheckが提供していて、世界初のBitcoin寄付型です。
https://coincheck.com/blog/435
fundFlyer
取引所のbitFlyerが提供している購入型ですが、金銭的なリターンは無く、新たな体験やサービスなど目的ごとに異なります。
不動産クラウドファンディングサイト「Brelion」
金融型で最低$1000からのと下限金額が設定されています。
http://cryptocurrencymagazine.com/real-estate-crowfunding-brelion-accept-bitcoin
サイトを見てみると、様々なジャンルで支援を募っています。
新しいアニメやゲームなどもあり、見ているだけでも楽しめますよ。
小額からでも支援できるので気になるプロジェクトや製品があれば支援してみるのはいかがでしょうか。
以上、今回は
について紹介しました。
最後までお読み頂いてありがとうございました。