ブロックチェーンとは?ビットコインの論文とイーサリアムの説明で見る仕組み

ブロックチェーンとは?ビットコインの論文とイーサリアムの説明で見る仕組み 暗号通貨の基礎知識

ブロックチェーンとは

総務省の平成30年版情報通信白書は、ブロックチェーン技術を、情報通信ネットワーク上の端末同士を直接接続し、取引記録を暗号技術を用いて分散的に処理・記録するデータベースの一種で、「ビットコイン」等の仮想通貨に用いられている基盤技術だと説明しています。同白書は、一般社団法人日本ブロックチェーン協会が、電子署名とハッシュポインタで改ざんを検出しやすいデータ構造を持ち、そのデータをネットワーク上の多数のノードに分散して保持させる技術を、広義のブロックチェーンと定義していると紹介しています。

bitcoin.orgのFAQは、ビットコインのネットワークが、これまでに処理されたすべての取引を含む公開の台帳「ブロックチェーン」を共有しており、利用者のコンピューターが各取引の正当性を検証できると説明しています。各取引の真正性は、送信元アドレスに対応する電子署名で保護されているとしています。

ビットコインの論文は、各タイムスタンプが直前のタイムスタンプをハッシュに含めることで、鎖(チェーン)を形成すると説明しています。新しいブロックは、平均しておよそ10分ごとに追加されます(bitcoin.orgのFAQ)。

ビットコインとの関係

ビットコインの論文は、2008年10月31日にメーリングリストへ投稿されました。ビットコインの最初のブロックは、2009年1月に作られています(Bitcoin Coreのソースコード)(2026年10月20日確認)。

ビットコインの論文は、信頼できる第三者を必要とせず、P2Pの分散型タイムスタンプサーバーで取引の順序の計算的な証明を作ることで、二重支払いの問題を解決する方法を提案しています。bitcoin.orgのFAQは、現行の仕様では、同じブロックチェーン上で二重支払いはできず、有効な署名なしにビットコインを使うこともできないとしています。

改ざんの難しさに関する論文の説明

金網越しに見える青い水面の写真

ビットコインの論文は、電子的なコインを電子署名の連鎖と定義し、所有者は直前の取引のハッシュと次の所有者の公開鍵に電子署名することでコインを渡すと説明しています。

論文は、過去のブロックを書き換えるには、そのブロックと以降のすべてのブロックのプルーフ・オブ・ワークをやり直し、正直な参加者の作業を追い越す必要があると説明しています。

イーサリアムとスマートコントラクト

暗闇で赤く光る光ファイバー照明の写真

ethereum.orgによると、イーサリアムのホワイトペーパーは2013年11月27日に、最初のライブ版「Frontier」は2015年7月30日に公開されました。ethereum.orgは、イーサリアムが2022年にプルーフ・オブ・ステークを開始したと説明しています。プルーフ・オブ・ステークは、バリデータが、不正を働けば破壊されうる価値をネットワークに預けていることを示す方法だとしています。

ethereum.orgは、スマートコントラクトを、ブロックチェーン上に保存されたコンピュータープログラムで、「if this then that」のロジックに従い、コードに定義されたルールどおりに実行され、作成後は変更できないものだと説明しています。

イーサリアム上の使われ方

鎖とダイヤル錠が巻かれたスマートフォンの写真

ethereum.orgは、ステーブルコインを、ETHの価格が変わっても固定の価値を保つよう設計されたイーサリアムのトークンだと説明しています。また、DeFi(分散型金融)を、イーサリアムを使える人なら誰でも利用できる金融商品・サービスの総称だと説明しています。





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