web3ウォレットとは
web3ウォレットとは、ブロックチェーン上で暗号資産やNFTなどのデジタル資産を扱うために使うアプリです。ウォレットが管理しているのは、取引の許可を出すための「秘密鍵」です。
この記事では、公開鍵・秘密鍵・シードフレーズの違い、カストディアルとノンカストディアル、ウォレットの種類、SBI Web3ウォレットの公式の記載、楽天ウォレットのweb3ウォレットの終了を取り上げます。
DAppsとは、ブロックチェーンなどの分散型の仕組みを土台にしたアプリのことです。
公開鍵(アドレス)・秘密鍵・シードフレーズ
| 名称 | 役割 |
|---|---|
| 公開鍵(アドレス) | 資産を受け取るときに相手へ伝える宛先 |
| 秘密鍵 | 送付などの取引に署名するための鍵 |
| シードフレーズ(リカバリーフレーズ) | 秘密鍵を復元するための言葉の並び |
SBI VCトレードの公式ページには、秘密鍵を失った場合は暗号資産などを利用できず、その価値を失う可能性があると書かれています。
カストディアルとノンカストディアル

「カストディ」とは、本人に代わって資産を保有・管理することを意味する言葉です。カストディアルウォレットは、取引所などの第三者が秘密鍵を保管する型です。ノンカストディアルウォレットは、利用者自身が秘密鍵を保管する型です。
| 項目 | カストディアル | ノンカストディアル |
|---|---|---|
| 鍵を持つ人 | 事業者などの第三者 | 利用者本人 |
ウォレットの種類

ホットウォレットは、常にインターネットにつながっているウォレットです。コールドウォレットは、インターネットに接続していないウォレットです。
- ウェブウォレット:インターネット上で管理するタイプ
- モバイルウォレット:スマートフォンのアプリで管理するタイプ
- デスクトップウォレット:パソコンで管理するタイプ
- ハードウェアウォレット:USBなどの専用機器で、ネットから切り離して管理するタイプ
- ペーパーウォレット:秘密鍵などの管理情報を紙に印刷して保管する方法
▶ 動画で確認:MetaMask
MetaMaskのチャンネルで公開されている動画です。
出典:YouTube「MetaMask Introduction」(MetaMask)
NFTの確認(SBI Web3ウォレットの例)
NFT(非代替性トークン)は、デジタル資産の一種です。SBI VCトレードの公式のご利用ガイドには、次のように書かれています。
- SBI Web3ウォレットにNFTが配布されると、「マイNFT」に保有しているNFTが一覧で表示されます。
- 複数のブロックチェーンにNFTを保有している場合は、画面右上のチェーンを切り替えることで、それぞれのNFTを表示できます。
- 一覧からNFTを選択すると、詳細画面へ移動します。詳細画面では、NFTの名称や説明などの詳しい情報を確認できます。
- NFTに関する履歴は、「履歴」から確認できます。履歴画面には、NFTの受け取りに関する情報などが表示されます。
- ウォレットアドレスや取引日時のリンクからブロックチェーンエクスプローラーへ移動し、ブロックチェーン上の取引記録を確認することも可能です。
SBI Web3ウォレット

SBI Web3ウォレットは、SBI VCトレードが提供するウォレットサービスです。公式ページでは、次のように案内されています。
- 利用申込み方法は、SBI VCトレード口座をお持ちでない方と、お持ちの方に分けて案内されている
- 暗号資産の保有は不要
- MetaMaskなど外部ウォレットの作成が不要
- SBI VCトレードがウォレットを作成
- SBI Web3ウォレットの利用手数料は0円
SBI VCトレード全体については、口座管理費、年会費、日本円の入出金手数料、暗号資産の受取・送付(入出庫)手数料はかからないとされています。一方、取引所取引の手数料や、レバレッジ取引のファンディングレートは別途発生します。
SBI VCトレード株式会社と楽天ウォレット株式会社は、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年9月30日現在)に掲載されています。
SBI Web3ウォレットの開設手順(SBI VCトレード公式のご利用ガイド)
- SBI Web3ウォレットをまだ開設していない場合は、VCTRADEサービスのマイページから開設手続きを行います。
- マイページ内の「SBI Web3ウォレット」で「開設する」を選択すると、規約等の確認画面が表示されます。
- 内容を確認したうえで「同意して作成する」を選択します。
- 手続きが完了し、「開設済みです」と表示されれば、SBI Web3ウォレットの開設は完了です。
- すでに開設済みの場合、新たな開設手続きは必要ありません。
楽天ウォレットのweb3ウォレット
楽天ウォレットは「web3ウォレット」サービスを提供していましたが、同社の2026年7月1日付のお知らせによると、web3ウォレットサービスは2026年7月1日13:59に終了しました。暗号資産取引サービスと証拠金取引サービスは、従来どおり利用できると案内されています(2026年10月20日確認。出典:楽天ウォレット「【重要】「web3ウォレット」サービス終了のお知らせ」)。
終了前の同サービスは、利用者が自分で秘密鍵を管理するタイプで、生体認証とMPC(Multi-Party Computation)技術を組み合わせ、バックアップファイルをクラウドストレージに保存する仕組みと説明されていました。終了後の資産の扱いについては、同社の公式のお知らせを確認してください。
出典:SBI VCトレード公式ページ・ご利用ガイド、楽天ウォレット公式ページ、金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

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